主な追加機能・変更点は次の通りです。
Google アカウントなどでログインしている場合に追加でログイン用のメールアドレスとパスワードを登録できるようになりました。追加後は従来のソーシャルログインに加えてメールアドレスとパスワードでのログインもできるようになります。
Google アカウントなどでログインした後、ユーザーページにある登録ボタンからメールアドレスとパスワードを登録できます。登録したメールアドレス宛てに確認メールが送信されるので、確認メールで承認を行なうと登録が完了します。
OpenFOAM 11 対応フォーマットでのプロジェクトのエクスポートができるようになりました。また、それに伴って OpenFOAM 9 対応フォーマットが非推奨となりました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
3Dビュー上で領域ごとに表示/非表示を切り替えることができるようになりました。
モデルツリーの領域の横のをクリックして表示/非表示を切り替えます。またアセンブリの横のをクリックするとアセンブリ単位で表示/非表示を切り替えることが可能です。
メールアドレスとパスワードでのログイン機能を追加しました。ログインページの「新規アカウント作成」から新しくアカウントを作成することができます。
以前から XSim でのエクスポート時に告知していた通り OpenFOAM 8 対応フォーマットでのエクスポート機能のサポートを終了しました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
物性値ライブラリーで選択可能な物性値が増えました。
使用できる物性は次の通りです。値はいずれも室温時のものです。
物性名 | 説明 |
---|---|
Air | 空気 |
Water | 水 |
Water_vapor | 水蒸気 |
Ar | アルゴン |
NH3 | アンモニア |
CO | 一酸化炭素 |
C2H4 | エチレン |
Cl | 塩素 |
Xe | キセノン |
Kr | クリプトン |
O2 | 酸素 |
H2 | 水素 |
N2 | 窒素 |
SO2 | 二酸化硫黄 |
CO2 | 二酸化炭素 |
Ne | ネオン |
He | ヘリウム |
CH4 | メタン |
C3H6O | アセトン |
C6H5NH2 | アニリン |
C2H6O | エタノール |
Hg | 水銀 |
Castor_oil | キャスターオイル(ひまし油) |
C6H6 | ベンゼン |
H2SO4 | 硫酸 |
物性名 | 説明 |
---|---|
Air | 空気 |
Water | 水 |
Water_vapor | 水蒸気 |
NH3 | アンモニア |
C3H6O | アセトン |
C2H6O | エタノール |
Hg | 水銀 |
C6H6 | ベンゼン |
OpenFOAM 10 対応フォーマットでのプロジェクトのエクスポートができるようになりました。また、それに伴って OpenFOAM 8 対応フォーマットが非推奨となりました。
OpenFOAM 10 の機能上の制約によって現在のところ、非ニュートン流体を使用した解析を OpenFOAM 10 形式でエクスポートすることはできません。エクスポートしようとすると警告メッセージが表示されるのでご注意ください。
Allrunスクリプトで「--info」(または「-i」オプション)を使用すると、プロジェクトがどの形式でエクスポートされたのかを確認できます。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
多孔質体領域(圧力損失体)の設定ができるようになりました。
基本設定で「多孔質領域」を選択すると、多孔質領域の設定が有効になります。
多孔質領域の設定が有効になると、多孔質領域設定で条件設定ができるようになります。
以前から XSim でのエクスポート時に告知していた通り OpenFOAM 7 対応フォーマットでのエクスポート機能のサポートを終了しました。
その他、GUI の改善、不具合の修正を行いました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
混相流解析の設定ができるようになりました。
基本設定で「非定常」「混相流」を選択すると、混相流の設定が有効になります。
混相流の設定が有効になると、物性設定で追加物性値、初期条件で流体の初期配置、流れ境界条件で流入流体の設定ができるようになります。
OpenFOAM 9 対応フォーマットでのプロジェクトのエクスポートができるようになりました。また、それに伴って OpenFOAM 7 対応フォーマットが非推奨となりました。
以下の改善、不具合の修正を行いました。
など
主な追加機能・変更点は次の通りです。
移動メッシュ機能を使用した回転領域の設定ができるようになりました。
基本設定で「非定常」「回転領域」を選択すると、回転領域の設定で回転タイプとして「移動メッシュ」が選択できます。
流れに影響を与えないトレーサー流体(パッシブスカラー)の流入設定ができるようになりました。出力設定の「トレーサー」タブで設定できます。
画面右上ので開けるユーザー設定ダイアログで新たに 3D ビュー表示の初期状態を設定できるようになりました。
以前から XSim でのエクスポート時に告知していた通り OpenFOAM 4 対応フォーマットでのエクスポート機能のサポートを終了しました。
その他、GUI の改善、不具合の修正を行いました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
MRF(Multiple Reference Frame)機能を使用した回転領域の設定ができるようになりました。
基本設定で「回転領域」を選択すると、回転領域の設定ができるようになります。
OpenFOAM 8 対応フォーマットでのプロジェクトのエクスポートができるようになりました。また、それに伴って OpenFOAM 4 対応フォーマットが非推奨となりました。
「フィット」ボタンでの形状設定時に選択している領域のみにフィットできるようになりました。選択領域が無い場合は従来どおり形状全体にフィットします。その他、GUI の改善を行いました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
境界条件として回転壁条件が追加されました。回転軸の原点と方向、回転速度を指定することで回転する壁を模擬できます。
従来のアセンブリ単位でのメッシュ再分割設定に加えて、領域単位での設定も可能になりました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
以下の2つの境界条件が追加されました。
境界面マッピングを使用すると周期境界条件を設定することができます。
メイン画面の各カラム幅を調整できるようになるなど、各種 GUI の改善を行ないました。
その他、GUI で不正確な値が入力できてしまう問題を修正しました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
乱流モデルとして LES(ラージエディシミュレーション)を設定できるようになりました。SGS モデル(サブグリッドスケールモデル)として Smagorinsky モデルと WALE モデルを使用できます。
空力係数(力係数:Cd 値、Cl 値、Cm 値)を出力するための設定ができるようになりました。またこの設定で必要になるモデル形状の代表面積を測定するための機能が追加されました。
3D ビューで正投影表示ができるようになりました。3D ビュー右下ので切り替えることができます。
キーボード入力によって 3D ビューでの視点方向を座標軸方向に設定できるようになりました。クリックで 3D ビューにフォーカスした後、以下のキーを押すと視点が設定されます。
キー | 動作 |
---|---|
X | 視線を X 軸方向に設定 |
Y | 視線を Y 軸方向に設定 |
Z | 視線を Z 軸方向に設定 |
A | 視線を現在の視線に一番近い座標軸方向に設定 |
主な追加機能・変更点は次の通りです。
これまでの Twitter アカウントでのログインに加え、新たに Google アカウント、Facebook アカウントでのログインがサポートされました。
特定の名前の STL ファイルから形状を読み込んだ場合に出力した OpenFOAM ケースデータで計算が行えなくなる問題を修正しました。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
ログインすると編集したプロジェクトを保存することができるようになりました。
ページ右上の「ログイン」をクリックしてログインページを表示します。
ログインには Twitter アカウントが必要です。「Twitter で登録・ログイン」をクリックすると Twitter へ移動し、そこで認証を行うと XSim での登録・ログインが行われます。
ログインするとページ右上にログイン中のユーザー名(下図例では「My_Name」)が表示されます。
ログイン中にプロジェクトを作成した場合には「保存」という設定項目が表示されます。
保存名、サムネイル(クリックで更新)、概要を編集して
ボタンを押すとプロジェクトが保存されます。プロジェクトは最大5つまで保存できます。ページ右上のユーザー名をクリックして「ユーザーページ」を選択するとプロジェクト管理用のページが表示されます。
「プロジェクト」タブにある各プロジェクトの
ボタンを押すとそのプロジェクトの編集画面が開きます。また ボタンを押すとプロジェクトを削除できます。ページ右上のユーザー名をクリックして「ログアウト」を選択すると XSim からログアウトします。
ログアウトしても保存したプロジェクトはそのままで、再ログインすれば編集、削除することが可能です。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
形状のインポートで新たに形状の拡大縮小、平行移動、回転を行えるようになりました。
形状編集のタイプで「拡大縮小」を選択すると mm や cm、またインチやフィートの単位で入力した形状を m 単位に変換できます。任意の拡大縮小率での変換も可能です。
形状編集のタイプで「平行移動」を選択すると形状の絶対座標を変更できます。
形状編集のタイプで「回転」を選択すると形状を指定した回転軸の周りに、指定した角度だけ回転させることができます。
3Dビュー右下のアイコンをクリックすることでバウンディングボックスの表示・非表示を切り替えられます。
3Dビュー右下のアイコンをクリックすることで形状全体が 3D ビューの中央に表示されるよう視点を移動します。形状の拡大縮小などにより形状を見失った際に便利です。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
計算設定で新たに以下の項目を設定できるようになりました。
数値スキームとして「標準」、「安定性重視」、「精度重視」のいずれかを、行列ソルバーとして「安定性重視」、「速度重視」のどちらかを設定することができます。
また定常計算が選択されている場合には定常収束判定値の設定を行うことも可能です。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
出力設定で設定できる項目が増えました。
「全体」タブでは以下のような項目の設定を行うことができます。
「領域」タブでは領域面を指定して以下のような項目の設定を行うことができます。
「サンプリング」タブでは指定した座標での変数の値を出力設定できます。指定座標は 3D 表示で位置をプレビューできます。
デスクトップ環境があり gnuplot がインストールされている場合、Allrun スクリプトでソルバー実行すると自動で残差のモニタリング表示を行なうようになりました(無効化も可能です)。
主な追加機能・変更点は次の通りです。
ボタン操作によって簡単にベースメッシュの粗密を調整できるようになりました。またベースメッシュを3D表示でプレビューできるようになりました。
直方体、円柱で領域を指定してのメッシュ再分割設定ができるようになりました。また異なる再分割レベル間にメッシュ数、特徴線まわりのメッシュの再分割レベルを設定できるようになりました。
以下の理由からブシネスク近似を有効にした場合に設定されるソルバーを「buoyantBoussinesqPimpleFoam、buoyantBoussinesqSimpleFoam」から「buoyantPimpleFoam、buoyantSimpleFoam」に変更しました。
この変更にともなってブシネスク近似で断熱、温度固定以外の熱境界条件が使用できるようになりました。
※スクリーンショットのモデルはいずれも "Whale" CC-BY Miguelangelo Rosario
機能を追加しました。主な追加機能は次の通りです。
熱流体解析時にブシネスク近似設定を行えるようになりました。「基本設定」で「熱」を選択後、「ブシネスク近似」を選択することで設定が可能です。
外部流れ解析時に計算領域を作成できるように直方体と多角柱を作成できるようになりました。解析対象が簡単な形状の場合はこれらの機能を使用して CAD データをインポートせずに解析用データを作成することもできます。
※モデルは "Whale" CC-BY Miguelangelo Rosario
エクスポート時に作成したメッシュ、計算結果をリセットするための Allclean スクリプトが出力されるようになりました。
機能を追加しました。主な追加機能は次の通りです。
従来の STL 形式に加えて、Wavefront obj 形式 (拡張子 .obj) と Autodesk 3DS Max 形式 (拡張子 .3ds) のファイルのインポートが可能になりました。これによって Google Poly などからダウンロードした形状データを直接インポートできるようになりました。
熱流体解析用データを作成できるようになりました。「基本設定」ページで「熱」をチェックすることで熱流体解析用の設定データを作成できます。
「物性」ページに物性値ライブラリー機能を追加しました。「物性名」の横のアイコンをクリックし、リストから選択することで簡単に物性値を切り替えることができます。
「初期条件」ページで初期条件を明示的に設定できるようになりました。設定を行わない場合は従来通り、あらかじめ用意されたデフォルト値が設定されます。
「計算設定」ページでメッシュ作成・流体計算を行う際の並列数を設定できるようになりました。
OpenFOAM の解析用設定データを作成できるウェブアプリを公開しました。GUI上で解析設定を行い、そのデータを zip ファイルとしてエクスポートできます。