XSim はウェブベースの OpenFOAM® 用プリプロセッサ―です。
ウェブベースの GUI を使用して OpenFOAM 用の解析設定データを作成し、それを zip ファイルとしてダウンロードすることができます。
バイナリ― STL 形式、ASCII STL 形式、Obj 形式、3DS 形式のファイルで定義された形状をインポートでき、インポート後に拡大縮小、移動、回転などの形状編集作業が可能です。
またインポート後に解析領域として直方体や多角柱などの簡易な形状を追加することもできます。
目標メッシュ数、メッシュ作成領域、メッシュの粗密、形状の特徴角度、各領域に対するレイヤーメッシュの層数などを設定することができます。
解析タイプとして定常、非定常を選択できます。流体モデルとしては層流(DNS)、RANS モデル(標準 k-ε、RNG k-ε、Realizable k-ε)、LES(Smagorinsky、WALE)を選択できます。また熱流体解析、混相流解析などの設定を行うことも可能です。
流体のタイプとしてニュートン流体、べき乗則流体などを選択でき、それぞれのタイプのパラメーターを設定できます。
計算で使用される変数に対して初期条件として一様な値を設定できます。
以下の境界条件タイプなどを使用でき、それらを 3D ビューで確認することができます。
計算での並列数、使用するスキームや行列ソルバーの組み合わせ、緩和係数、定常収束判定値を設定できます。
出力間隔、出力形式(ASCII、バイナリーなど)、出力時の精度を設定することができます。それ以外にも以下のような設定が可能です。
また力係数設定時に形状の投影面積を測定するための機能もあります。
設定したデータを OpenFOAM 形式(Foundation 版)の zip ファイルとしてエクスポートすることができます。
あらかじめログインしている場合には作成したデータをクラウド上に保存し、あとから再編集することができます。