XSim の紹介

更新 : 2019/6/18

XSim とは

XSim はウェブベースの OpenFOAM® 用プリプロセッサ―です。

ウェブベースの GUI を使用して OpenFOAM 用の解析設定データを作成し、それを zip ファイルとしてダウンロードすることができます。

機能

  • 形状のインポート

    バイナリ― STL 形式、ASCII STL 形式、Obj 形式、3DS 形式のファイルで定義された形状をインポートでき、インポート後に拡大縮小、移動、回転などの形状編集作業が可能です。

    またインポート後に解析領域として直方体や多角柱などの簡易な形状を追加することもできます。

    Importing
  • メッシュ設定

    目標メッシュ数、メッシュ作成領域、メッシュの粗密、形状の特徴角度、各領域に対するレイヤーメッシュの層数などを設定することができます。

    Mesh-control
    Mesh-3d
  • 解析設定

    解析タイプとして定常、非定常を選択できます。流体モデルとしては層流(DNS)、RANS モデル(標準 k-ε、RNG k-ε、Realizable k-ε)、LES(Smagorinsky、WALE)を選択できます。また熱流体解析の設定を行うことも可能です。

    BasicSettings
  • 物性値

    流体のタイプとしてニュートン流体、べき乗則流体、逆べき乗則流体を選択でき、それぞれのタイプのパラメーターを設定できます。

    PhysicalProperty
  • 初期条件

    計算で使用される変数に対して初期条件として一様な値を設定できます。

    InitialCondition-control
  • 境界条件

    以下の境界条件タイプとを使用でき、それらを 3D ビューで確認することができます。

    • 流速指定
    • 質量流量指定
    • 体積流量指定
    • 法線方向流速指定
    • 静圧指定
    • 全圧指定
    • 自然流入出
    • すべり壁
    • 静止壁
    • 移動壁
    BC-control
    BC-3d
  • 計算設定

    計算での並列数、使用するスキームやソルバーの組み合わせ、緩和係数、定常収束判定値を設定できます。

    Calc-control
  • 出力設定

    出力間隔、出力形式(ASCII、バイナリーなど)、出力時の精度を設定することができます。それ以外にも以下のような設定が可能です。

    • 残差、y+値、クーラン数、渦度などオプションの出力変数
    • 各変数の最大値・最小値
    • 領域ごとの流量、平均値、積分値、力係数(空力係数:Cd 値、Cl 値)
    • 指定した座標点での変数の値
    • サードパーティー形式(Fluent、Ensight、GMV、Tecplot、レガシー VTK)での出力指定

    また力係数設定時に形状の投影面積を測定するための機能もあります。

    Output
    ProjectionArea
  • エクスポート

    設定したデータを OpenFOAM バージョン 4 形式の zip ファイルとしてエクスポートすることができます。

  • 保存

    あらかじめログインしている場合には作成したデータをクラウド上に保存し、あとから再編集することができます。

    save
    user-projects